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一年中で最も穏やかな季節を迎えました。田植えも終わり仮設住宅前の水田は緑一色になりました。植えられた早苗もすくすくと元気に育っています。
早朝散歩していたら珍しい作業風景を見つけましたので、急いで自宅に帰りデジカメで撮りました。
水稲の種まき作業をラジコンヘリで行っていました。作業をしている方からお話を聞くことができました。
普通の田植えは、ハウスで15センチぐらいまで育ててから機械で植え付けしますが、この作業は種もみをそのまま蒔いて育てます。いわゆる「水稲直播栽培」です。ただ、食用ではなくて牛の餌にするものですが、秋になり、まだ未成熟の時点で刈り取ります。
刈り取った後は機械でロールしてラッピングします。よく秋口に水田や畑に白くラッピングされた物が点々と置いてあることがあります。
ラッピングされた稲は発酵して良好なサイレージ(ホールクロップサイレージ)になります。ホールクロップサイレージ(稲発酵粗飼料)とは、稲の実と茎葉を同時に収穫し発酵させた牛の飼料のことです。
それにしても、ラジコンヘリの操作員の技術は素晴らしいものです。ヘリはまるで生き物のようにうれしそうに飛び回っていました。
次回は、仮設住宅の修繕状況や活動内容を取材する予定です。
(2014/5/24 玉 通信員)